四毒抜きレシピ: 牛肉の赤ワイン煮

四毒抜き(四毒=小麦/グルテン・乳製品・植物性油・甘いもの)の料理は基本的に和食系になるが、たまには洋風なものも試してみたい。

(四毒抜きについてはレクチンフリーよりも効果がある「四毒断ち」四毒は止めてしまえば、戻りたくなくなるグルテン・乳製品・植物性油・甘いものが四毒な理由を参照して欲しい。)

今回は割とうまくいったのでメモしておく。

ベースとなっているレシピは牛肉の赤ワイン煮込み | レシピ一覧 | サッポロビールである。材料からオリーブ油・バター・小麦粉・ハチミツ(四毒)は抜く。

(写真はあまり旨そうに見えないが、実際はかなり美味しい。説得力がない写真ですまぬ。)

手順

牛肉の煮込み

ブーケガルニやパセリは使わず、ローズマリーとローリエで煮た。

牛肉を適当な大きさに切り、ローズマリー・ローリエ、潰したにんにくと赤ワイン2カップ強で煮る。

塩は小さじ1程度、胡椒は好きなだけ加える。

(なお事前に炒める工程は省略。四毒抜きでは、極力炒めないようにしている。)

2時間以上煮込むと牛肉がホロホロになる。煮込み時間は好みで調整すれば良い。

野菜を追加

にんじんと玉ねぎ、マッシュルームを適当な大きさに切って、上の煮込みに追加する。

この時点でローズマリー・ローリエ、にんにくは取り出しておいた。

好みの柔らかさまで煮込みながら、味を調える。煮込み時間は1時間もあれば、色も硬さもシチューっぽくなる。

とろみをつける

好みで「とろみ」をつける。これは米粉(大さじ1)を水で溶いて加える。

ブロッコリーをトッピング

彩が寂しい場合はブロッコリーなどを茹でてトッピングすれば良い。

茹で時間は2分くらいで良いと思う。

注意点

今回は材料からオリーブ油・バター・小麦粉・ハチミツ(四毒)は抜いても美味しいものが出来たが、どのレシピでも通用するわけではないと思う。

味付けは塩と胡椒のみ。牛肉のうま味とワインの甘味、酸味がベースになる。(ハチミツの甘みはワインの甘みでカバーしたことになる。) 今回は、これだけでも十分に美味しくできた。かなり素朴な味だと思う。 コンソメを使えば、もっとうまみが増えるだろうが、無くてもごはんはすすむ。

ワインが多いと甘味・酸味が強めになると思う。 煮込み具合で味が変わるから(水分を飛ばすとソースが濃厚になる)、味を見ながら塩を調整した。 ワインの種類にも依ると思う。

なお、ワインは糖質が多いため、砂糖・ハチミツを抜いていてもワインを多用すればあまり意味がない。

牛肉はイオンで売っている抗生物質などを飼料に使っていないと謳っているものを使った。どれだけ意味があるか分からないが。