ちょっと前にアメリカ出張した。アメリカ出張は20年振り。以前にアメリカに行ったのはSARSが流行る前だった(←昔すぎてほとんど覚えていない)。
四毒抜きをやっている身としてはアメリカ出張はなんとしても避けたかったが、仕事なので仕方ない。 それくらいの分別はあるのだ。えへん。
非常事態ということで対処した内容と次回への教訓をまとめてみたい。
目次
食事の内容
会社のイベントだったので、食事はほとんどが会社がアレンジした。
イベントは全部3日で、以下のような食事になった:
朝はホテルでケータリング(ホテルのレストランやビュッフェではない)
グルテン・フリーがあると書いてあったが、どれがグルテン・フリーなのか、さっぱり分からなかった。
毎朝同じメニュー。炒めたポテト、ゆるめのスクランブル・エッグ、そのほかはパン類・チーズ類、ヨーグルト、果物(があったと思う)。
昼はイベント会場でケータリング
日替わりで内容が違ったが、3日のうち2日はアジア風。これらはマジで食えたものではない。
夜はグループ・ディナー
1日はやはりケータリング。そのほかは外食。
グループ・ディナーは任意だが、正直面倒なのでジョインした。
植物性油を避けるのが困難
パンを食べないため炭水化物をポテトで代替したいと考えるのだが、ポテトも基本的に炒められている。 植物性油が恨めしい。
アジア風の食事は全部で3回あった。米が出てきたこともあったが、どれも炒められていた。 茹でたタイ米が出た時もあったので、それを選ぶほうがマシだったかも知れない。味はともかく。
野菜もマリネ(?)になっていたり、炒められていた。全部が植物性油まみれだ。
こんな食事を平気で食べられるのは、ある意味で感心するよ。
アルファ米とフリーズドライ味噌汁を持参
今回はアルファ米とフリーズドライ味噌汁を持参してみた。 (サトーのごはんは、重いことと、アメリカ国内への持ち込みに制限があるため避けた。)
やはり、なるべくこれらを食べるほうが良い。朝の2食はケータリングの様子を見たが、残りの2食はアルファ米と味噌汁で済ました。
アルファ米は西尾を選んだ。今回は添加物を避けて白米にした。 しかし、白米だけだと味噌汁があっても味のバリエーションがないため少しツラい。
四毒の油を摂るくらいなら、添加物がある味付きのアルファ米でも良かったかも知れない。
機内食はグルテンフリーを選択してみた
JALではグルテンフリーの食事が選べるので試してみた。
確かにグルテンは少ないと思うが、乳製品や植物性油は含まれていた。 デザート類は果物を中心に出てきた。これらは食べずに全部残した。
四毒の観点では、普通の機内食よりはマシと思うのが良い。
体調の変化
自分は耳の周辺が荒れやすい。現地の3日目あたりから、耳の中や耳たぶが痒くなってきた。口の周りも荒れてきた。
今回は4泊5日だったが、食事の劣悪さからも、これが限界かも知れない。
帰国してから2週間経過しても、耳たぶ・耳の裏の膿が止まらない。
これは立派な労災ではないのか。
教訓
昼の自由が効かない食事は仕方ないが、朝食はアルファ米と味噌汁にしておくのが良い。
普段一食一合の米を食べていると、尾西のアルファ米1パックでは物足りない。 朝は2パック食べ、夜に1パック食べるくらいでも良いかも知れない(外食ではまともな炭水化物が摂れないため)。 この場合、添加物は目をつぶっても良いだろう。
外食も高い店で肉であれば、かなりマシ。もちろん植物性の油は避けられないが。値段としては日本の3~4倍くらいの感覚。1万円で日本のデニーズよりちょっと良い感じになる。 今回の場合、サラダはシーザー(チーズ入り)ドレッシングがかかっていた。可能な限り除けて食べた。
レストランなどでグルテン・フリーのメニューはあるが、限定的と思われる。代替の食品が良いという保証もない。 四毒のうちグルテン以外は入ってくる可能性はあるので、グルテン・フリーを選ぶメリットはそれほどないと思う。 仕方ない場合は、目視で避けて食べるしかない。