昭和生まれですがなにか

最近、職場で研修があったのだが、その中で講師の弁護士が「今の40代、50代の昭和の方々は云々」と曰いたので少しばかり扱きおろしたい気分。

その研修は「ハラスメント研修」だった。

確かに、弁護士先生様におかれましては30代後半より若いのであれば平成生まれなのでしょう。

なるほど、年号が切り替わるのと同時に人の傾向が切り替わるのか。 どれだけ昭和時代を生きてきたのか分からないが、さぞ「昭和」をよくお分かりなのだろう。

そもそもから言えば、40代、50代以上でも、これを書いている時点で現役の人が働いているのは平成以降のほうが長いと思うぞ。 昭和的な上司の時代があったとしても、どこまでその影響下にあったかはケース・バイ・ケースだが、そういう事情はスルーしてしまうのが弁護士のスキルとして重要なのかも知れない。

「ハラスメント研修」のようにデリカシーが問われる研修で、このような雑なレッテル貼りは、不適切にも程がある!。 「男だから…」「女だから…」などと同レベルのレッテル貼りやステレオタイプな決め付けの類を弁護士様が口にするとは、研修する側に座るのはいかがなものだろうか。 この弁護士を使って係争するのはこころもとない。