対価を値切る人たち

自分の仕事でも、この手の話はたまに遭遇する。

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

要するに価値が分からない人が値切る。絵描きが描いた絵画が高いというなら、AIに合成させたそれ風な絵で代用すれば良いのだ。 お仕事というのはそういうもの。

他で代用できないから価値が高いわけで、例えば代用がいくらでも効く職業の人員が安いのはそういう理屈だ。 「なんでも安く買うのが良い」と思っている人はおおかたAIでそれっぽく置き換えが効くような方々なのかなと、思いながら眺めている。

と、上のように自分も以前は考えていたのだが、どうやら値切る人たちはエンジニアの仕事を低く見てるのではないかと思うようになってきた。

プログラミングも含めて、試験・実験や実務など「手を動かす」人を低く見る人は一定数いる。 いわゆるパワポ・エンジニア/エクセル・エンジニアのほうが上だと思っている風な人もいる。 そういう価値観があるのは認めるが、仕事の対価を自分の狭い価値観で判断するのは思い上がりだと思う。 まあ、多分パワポもAIがそれっぽく作ってくれそうだから、その価値観もグラグラかも知れない。

値切られて「この客のために頑張ろう」なんて思う人はいない。 ブラック社畜根性が染み付いているなら「安く買い叩かれてもベストを尽すのがプロフェッショナル」なんて考えてしまうかも知れないが。

chatGPTに「不当に値引く客をあしらうにはどうしたら良いか」と聞いてみたら以下のような答だった:

  1. **コメディアンのアプローチ**: ユーモアで応じましょう!「交渉上手ですね!もし割引をすると、生計を立てるためにお笑いのキャリアを始めないといけなくなりそうですよ!」
  2. **無敵の笑顔**: 顧客が理不尽な割引を主張すると、友好的な笑顔で答えて、「あなたにその割引を提供したいのですが、私の上司は私がまだ面白すぎて解雇できないと思っているんです。」
  3. **架空の割引**: あたかもファンタジー小説のキャラクターであるかのように振る舞い、「割引はできませんが、私は私たちの店に隠れた透明なドラゴンを見つけることができれば、神話的な『ドラゴンスレイヤー割引』を与えることができますよ。」
  4. **韻を踏んでみよう**: 軽い韻を作って雰囲気を和ませましょう。「割引したい気持ちはありますが、それは良いことではありません。私の上司はかなり厳格なので、それでも戻ってきてくれることを願っています!」
  5. **交渉のダンス**: 踊りながら言ってみて、「もちろん、交渉しましょう!でもダンスバトルスタイルで行います。最高のダンスを披露して、割引を手に入れるのは誰かを見てみましょう!」
  6. **占い師の演技**: 水晶玉を持ち出して(または持ち出すふりをして)、冗談交じりに言ってみてください。「私の神秘的な水晶玉に占ってもらいましょう…ああ、それによると、割引の妖精は今日休暇中のようです!」
  7. **遊び心のエスカレーション**: 彼らが割引を続けて要求する場合、ユーモアを交えてエスカレーションさせてみてください。「あなたは本当に交渉がお得意ですね!次には店内の空気を割引で求めることになりますよ!」
  8. **友好的な挑戦**: 割引のためにじゃんけん勝負を挑んでみましょう。彼らが勝てば、それを検討します。これは状況を和ませる楽しい方法です。

ユーモアは緊張した状況をほぐし、顧客との信頼関係を築く素晴らしい方法ですが、誰もが同じユーモアのセンスを共有しているわけではないことを考慮し、適切に使用しましょう。顧客の反応を見極め、アプローチを調整することが常に大切です。

ちっ、AIがやばい答えを出してきた。これほとんど正解じゃん。

この通りやってみたいが、自分にはまだ度胸が足りていない。