YOUNG GUITAR 2017年11月号は「ギターと人体」というテーマです。
近頃少しばかり筋トレをしているので、興味が湧いて買ってみました。
目次
身体ケアに関するギタリストへのアンケート結果
この号で一番興味深かったのは22人のギタリストへの身体ケアに関するアンケート結果です。
質問リストは
- 日常的なエキササイズ・ワークアウトをしているか
- 日常的なエキササイズを始めたきっかけ
- ライブ前のウォームアップ、ライブ後のクールダウンはやっているか
- 腱鞘炎・腰痛などの故障の経験の有無
- 食事に気を使っているか
- 演奏中・前に飲酒するか
- 身体の健康を保つために他にやっていること
故障の経験のある人は22人中19人(86%)だそうです。ぼくも最近腱鞘炎になったことがありますし、腰痛は高校生の頃から持っています。
ギタリストと故障
ギタリストと故障というのは、この手の雑誌では特集されないように思いますが、4ページほど書かれています。
実際、ギタリストの故障は腱鞘炎と腰痛です。
ぼくの場合、腱鞘炎は左手の小指の酷使が一つの原因だったと思います。あと、ウォームアップ不足だと思います。
左手の運指を、小指をあまり使わないスタイルに変えると腱鞘炎はだいぶ解消しました。
飲酒
お酒については、86%がライブ中はまったく飲まないそうです。皆さん、割と真面目というか、真っ当というか。
木村孝佳(BABYMETALの神バンドで有名)さんは「お酒を飲んで演奏やお仕事をするならミュージシャンを辞めます」と言っています!! プロ意識を感じるコメントですね。
エドワード・ヴァン・ヘイレンは若い頃はかなり酔ってステージに立っていたそうです。彼の場合は、緊張をほぐすために飲んでいたようです。 彼ほどの人でも、ステージで演奏するのはストレスを感じるのですね。
そういえば、大学生の頃に先輩のプロギタリスト(ジャズ系)がベロンベロンに酔っ払って下北沢でライブをやっているのを見に行ったことがありましたっけ。 ライブが終わったあとに「絶不調!!(だった)」と言われて、二度とその人のライブには行っていません。 彼の場合は、緊張をほぐすためには思えず、単に酒好きなだけとしか思えませんでしたね。 酔っ払いが良い演奏が出来るわけ無いと思いますが、お金をとって「絶不調」な演奏を聴かせる神経はプロとしてどうなのか、と思ったものです。
マッチョなギタリスト
マッチョなギタリストは結構いますね。ジョージ・リンチ、ザック・ワイルドのインタビューは興味深いです。 割とメンタルバランス的な面でワークアウトをしているように読めました。
マッチョなギタリストは、他にもフィル・コリン(デフレパード)、Slash (ガンズ・アンド・ローゼズ)がたくましい身体を持っています。 フィル・コリンは上半身裸がトレードマークですww。 彼らが身体トレーニングにハマるきっかけが知りたいです。