このところ、Window MangerにFVWMを使っています。
FVWMは基本的にWindow Managerに徹するのが考え方としてあるので、いわゆる壁紙については何もしてくれません。
壁紙を設定してくれるプログラムとしては、esetroot, xsetrootなんかがあります。今まで私はesetrootを使ってきました。 しかし、esetrootは、displayが2つ以上ある時に、それぞれを独立に設定するやり方がわかりませんでした。
そこで、探してみると Nitrogen というソフトウェアが見つかりました。これは 次のような特徴があります:
- Multihead, Xinerama対応
- Start-up スクリプトで設定を呼び出して再設定できる(スクリプトモードがある)
他にも特徴があるようですが、この2つこそ、私が欲しい機能でしたので試してみました。
最初はGUIモードで立ち上げて、壁紙を設定します。dual-displayの場合は、それぞれに設定が可能です。いったん設定してApplyを押せば、設定が保存されます。
一回ログアウトしてしまうと、その壁紙の設定を再度 Nitrogenにやらせる必要があります。それには
nitrogen --restore
を実行することで以前の設定が再び呼ばれます。これはStart-up のスクリプトに記述しておいてX-Windowを起動するたびに自動的に設定させることが可能です。