マザーボード・CPU交換

HDDの調子が悪いままなのでマザーボードを疑う

PCのHDDが調子悪くてHDDを交換してみたが、結局同じようなエラーが出た。 こうなるとマザーボードを疑いたくなる。

(2025-3-1追記: 今となっては、これは電源が怪しい。古い電源で不安定になっていた可能性がある。)

そういえば以前は別のディスクが調子悪くて交換した記憶がある。

このマザーボードは4年ほど前に交換したもので、そろそろ交換時期といえば言えなくもない。 というわけで、思い切ってマザーボードを交換した。

情報集め

デスクトップPCのハードウェア交換は数年に1回のイベントなので、最近のPCハードウェア情報に疎くなりがちだ。

順番としては

  • CPUを選ぶ (ソケットが決まる)
  • マザーボードを選ぶ (CPUソケット・フォームファクタが合うものを選ぶ)
  • メモリを選ぶ

ような感じ。

CPUの情報は 【2019年最新版】おすすめCPUの選び方とベンチマーク性能比較 Intel,AMDを横断的にランキング評価 を参考にした。

マザーボードの情報は 価格.com マザーボード を参考に探した。

自作パソコンのガイド

初心者の場合はパソコン工房の 自作パソコンの組立て方 などを参考にすると良い。

特殊な技能は不要だと思いますが、マザーボードやメモリは取扱いに注意が必要だ。

自作パソコンの組立て方

CPUはどうするか

CPUの載せ替えという選択肢もあるが、ここは世代交代をすることにした。

Core i7 6700(第6世代)に不満はなかったので、同じくらいか少し性能アップのものを選ぶことに。

今回はCore i7 8700(第8世代)を選んだ。

リンク先によれば「存在意義は消費電力が低いこと」と辛口の言われようだが、第8世代のなかでは値段もこなれた感じはする。

用途に対してオーバースペックかも…

いいのだ。オーバースペックで。PCパーツなんて2-3年で陳腐化するものだ。

数年たっても不満を感じないように、若干オーバースペックなくらいがちょうど良いと思う。

以前、安くても良いやとCeleronを使って負荷がかかるとファンがウンウンうなって後悔したこともある。

マザーボード

UEFIの設定画面はAsusに慣れているので、今回もAsusで。TUF H370-PROにした。

ATXで一番お手頃なものを選んだ。”Gaming”とあるが、気のせいだ。

価格ドットコムのレビューによれば、CentOSを動かす実績もあるようなで少し安心して使える。

SATA ポートは6つあるので十分だ。

(2025-3-1追記: HDDを多く持つサーバー用途では6つでは足りない。)

Linuxの場合、最新のマザーボードを選ぶとドライバーが無かったりして余計な苦労をすることがある。 (イマドキは昔ほど苦労しないのかも知れないが…。) Linuxを動かすなら、少し枯れたくらいがちょうどいい(残念ながら)。

再インストールはなし

基本的にマザーボードを入れ替えてDebianが入ったSSD/HDDをつないだだけで起動。

再インストールはしなかった。

ただし初回は起動しなかったので、起動メニューでUEFI対応OSを選択し、セキュアーキーを削除しておいた。 (初期設定はUEFI非対応OSが選択されていた。)

メモリ

メモリは前回のものを流用した。載せているのは8G。今のところは問題なさそう。

おわりに

こんな風にPCハードウェアのメンテ作業をするのは特定の年代の特徴だろうか。 やっている側としては、プラモデルを作るのとたいして変わらない感覚だが…。

電源やPCケースについて

デスクトップPCは数年に1回ハードウェアをアップデートするものだ。 ただ電源やケースは良いものを選んでおくと使い回しが効いてトータルではお金を節約できる。

とくに電源は容量が大きいものを選んでおくと安心だ。静音を狙うのであれば、また別だが。

ケースも拡張性を考えておくと、何かを追加する時に悩まずに済む。 ハードディスク・SSDでも、格納する場所がないと増設もできない。