タイプ別性格判断

タイプ別性格判断をやってみました。 その結果は↓。
INTP型:問題を解決したがる

	考えにふけってうわの空の大学教授を絵に描いたようなタイプがINTP型である。

	頭の中でじっくり考える(I型)なので、N型の想像力がいろいろな可能性を思いつく。

	客観的(T型)なので、その新しいデータを分析し、際限なく融通がきく
	(P型)ので、どんなデータもさっそく取り入れてしまう。

	論文、図面、計画、企画、提案、理論などなんであろうと、こまごました
	情報を一つにまとめた完成図を作りあげようとするが、たえず新しいデー
	タを発見するので、その完成図がどんどん膨らんでしまう。

	その結果、考えや構想や計画がどんなに最終的なものに見えても、土壇場
	になって「新しいデータ」が手に入ると変えてしまうのである。

	これはINTP型にとってはわくわくするほど楽しいが、ほかの人、とく
	にJ型の性向を持つ人にはフラストレーションになる。

	完璧に見えても満足しないので、みずからが最大の批評家となり、あら探
	しをする。完璧、有能、優秀であろうとするあまり、それが極端になると、
	かえって負担になり、うんざりしたり自分を責めたりする。

	このタイプは女性の場合に葛藤を生む。

	考えにふける大学教授というのは従来、女性のイメージというよりは男性
	のイメージで、頭だけで理屈をこねる資質は、男性の場合は大目に見られ
	るが、女性の場合あまり受け入れられない。

	そこで少なくとも三つの問題が生じる。

	第一に、女性は昔から、家庭や家族のこと以外では設計能力があるとは見
	られてこなかった。だから、人生を頭で考えた理屈にあわせたいと思うの
	は、INTP型にとっては当たり前なのだが、従来の女性の役割には真っ
	向から反する。

	第二に、独創的に考えるのも従来の女性の気質とは見られていない。たと
	えば、時間を聞かれると、INTP型は時間の哲学的な意味について述べ
	たくなる。そうした風変わりな面も男性ならば頭がよすぎるせいだと見ら
	れるが、女性だと「鈍感」とか、ときには「頭が鈍い」というレッテルを
	はられてしまう。

	第三に、T型の面が、従順、優しい、気配りといった女らしさに反する形
	で表れる。

	INTP型の女性が感情を表にあらわした場合、悪くすると、しばしば極
	端に表現しすぎて、本人もほかの人もぎょっとしてしまう。

	親子関係INTP型は、親というのは子どもの未熟な頭を伸ばしてやるも
	のだと思っている。

	一人ひとりの子どもの違いを辛抱強く受けとめ、子どもには自分の考えを
	もって生きていけるように育ってほしいと願う。自分の進むべき道を模索
	する子どもを驚くほど寛大に支えてやる。

	子どもの発達にあまり口をはさまない。どんな考え方や行動をしたらよい
	か、いくつか選択できる道を示唆するだけで、けっして押しつけずに、新
	しい可能性を示してやる。

	その助言が受け入れられなかったら、「ちょっといってみただけ」と答え
	るのがふつうである。

	だが、ときには、反抗的だったり無関心に見えるときでさえ、子どもは親
	が別の考え方を押しつけてくれるのを待っていることもあるのだ。

	そういう子どもにとっては、「無理やり」とか「押しつけ」といった言葉
	とは無縁のINTP型の親を持ったら不運である。

	INTP型の子どもは、人とのつきあいで内気と見られるか、逆に、やた
	らに理屈っぽくつっかかってくるかのどちらかで、その中間は少ない。

	学校では、一つのことに集中せず、授業とは関係ないことをあれこれ追求
	しすぎると見られたり、場違いなときに場違いな質問をすると見られる。
	そうした行動は、とくに女の子の場合、人騒がせと取られる。

	必然的に、INTP型は学校生活に耐えて生き抜いていくために、誰より
	もよく勉強することになる。