ルー・ソロフ / Yesterdays

ルー・ソロフの1986年のリーダー・アルバムでマイク・スターンが参加しています。 ルー・ソロフといえばマンハッタン・ジャズ・クインテットで知られていますが、安定したテクニックでいろんなところに出てきますね。

このアルバムはマイク・スターンの他に、チャーネット・モフェット、エルヴィン・ジョーンズが参加しています。 マンハッタン・ジャズ・クインテットのつながりなのか、プロデュースはデヴィット・マシューズ。

ルー・ソロフとマイク・スターンとの接点はどこか分かりません。 両者ともBlood, Sweat & Tearsに在籍していますが、時期は重なってないようです。 ちなみに、Blood, Sweat & Tearsにはジャコ・パストリアスも在籍していました。

このアルバムはキーボードレスなので、コードはマイク・スターンのギターが担っていますが、空間が多めに聴こえて良いですね。 こういうキーボード・レスなフォーマットではマイク・スターンのスタイルがよくマッチする。

こんなにバッキングをしているのも貴重。とても分かりやすいのでコードワークの参考になります。 ギターソロも結構多いので、マイク・スターンのファンなら楽しめると思います。

エルヴィン・ジョーンズのうなり声がけっこう聞こえる…。