WordPressをローカルにインストールしてバックアップする

はじめに

このサイトのバックアップを検討した。

“Local”という紛らわしい名前のローカルテスト環境もあるが、自分の場合は手元にサーバーマシンもあるから、こちらを流用したい。

最初はデータベースやテーマなどを手動でダウンロードしてトライした。けれども、結局うまく動かずプラグイン(WPvivd)を使った。

パッケージのインストール

sudo apt-get install php8.2 php8.2-cli php8.2-common php8.2-imap php8.2-redis php8.2-snmp php8.2-xml php8.2-mysqli php8.2-zip php8.2-mbstring php8.2-curl libapache2-mod-php

など

データベースの準備

データベース名: db_wp_local、ユーザ名: wp_local

データベースとユーザを作成する:

MariaDB [(none)]> create user 'wp_local'@localhost identified by 'パスワード';
Query OK, 0 rows affected (0.007 sec)

MariaDB [(none)]> create database db_wp_local;
Query OK, 1 row affected (0.001 sec)

MariaDB [(none)]> grant all privileges on db_wp_local.* to 'wp_local'@localhost  identified by 'パスワード';
Query OK, 0 rows affected (0.006 sec)

WordPress本体のインストール

ダウンロード – WordPress.org 日本語からダウンロードする。

自分の場合は~/public_html/WordPress/に展開した。

あとはhttp://localhost/~USER/WordPress/にブラウザからアクセスするとインストーラーの画面になる。

「wp-config.phpに書き込みできませんでした」とのエラーが出た

wp-config-sample.phpwp-config.phpにコピーして、内容をペースト。 基本的に上のデータベースの設定。

フォルダのパーミッション

自分の場合は~/public_html/WordPressのようにフォルダにインストールした。

この場合、apacheが書き込みできないとWordPressが正常に動作しない。

sudo usermod -aG www-data USER

として自分をwww-dataグループに追加する(もしかしたら不要かも知れない)。

それからWordPressのフォルダで以下を実行する:

sudo chgrp -R www-data .

バックアップ

WPvividを使った。

(参考になるのは WordPressの引っ越しに「All in One WP migration」を使うのは止めようと思った話 | PCでお困りの方にぜひ読んでいただきたいブログです | 常滑市にてPC修理を手掛けるあいちパソコンクリニック【無料で容量制限無し】WordPressサイトのバックアップ&移行(コピー)に便利なプラグイン「WPvivid」 | ワードプレステーマTCDなど。)

サイトが丸ごとミラーされるためか、ユーザーやパスワードまでミラーリングされる。ログインしなおしが必要。

自分の場合は、復元後に画面が白になってしまった(ログインできない)。 いくつかプラグインを無効化(プラグインのフォルダをリネームした)してログインできるようになった。