大豆食品の摂取量が多いと膵がん罹患リスクが上がる

大豆食品と膵がんの関係の紹介を見つけた。

結論から書くと豆腐を多く食べると罹患率が上昇する。みそや納豆など発酵食品の場合は摂取量と罹患率の関連が見られない。

つまり豆腐は多く食べると膵がんになりやすくなる。

自分も「豆腐は身体に良い」と思い込んでいた時期があった。 大豆はレクチンが多いと読んだ以降は避けてきたが、レクチン云々は別としても、豆腐は毎日食べるものではないということだ。

またスティーブン・R・ガンドリー / 食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法でも発酵食品であればOKとあったが、それも裏付けがあるということになる。

また吉野敏明氏の動画でも、乳製品以外に豆腐・豆乳(イソフラボン)を摂取する人にがんが多いとの指摘がある: (この動画の16:00あたりからイソフラボンに言及がある)

大豆食品の摂取量と膵がん罹患の関連 | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクトから引用する(論文は Soy Food Intake and Pancreatic Cancer Risk: The Japan Public Health Center-based Prospective Study – PubMed):

総大豆食品摂取量が多いと、膵がん罹患リスクが高いという関連がみられました。非発酵性大豆食品(豆腐類、高野豆腐、油揚げ、豆乳)摂取において同様の関連がみられましたが、発酵性大豆食品摂取(納豆、みそ)において関連はみられませんでした(図1)。

個々の大豆食品では、豆腐類の摂取が多いと膵がん罹患リスクが高いという関連がみられましたが、その他の大豆食品において関連は見られませんでした(図2)。