gimpのお薦めプラグイン: Save for Web

gimpのお薦めプラグインを紹介します。Save for Web です。

(2019-08-18追記: 上記のレポジトリーはdeadになっています。Internet Archive からダウンロードできます。最も新しいバージョンは0.29.3です。Gimp 2.10でも問題なく使えています。localに保存したものもありますので、各自の責任でお使い下さい。)

web page用途に最適化してくれるプラグイン

これはweb pageで使う用途に最適化してくれるプラグインです。上記のページによれば「最小のファイルサイズと許容できる品質の妥協点を素早く見つけることが出来る」とあります。このプラグインを使うと、悩むこと無く画像を圧縮することができます。仕上がりも確認しながら調節もできて、とても素晴らしい。

画像のファイル形式は、jpg, png-8, ping-24, gifを選ぶことが出来ます。

gimpでjpgをエクスポートする時の不満をちょっと解消してくれる(かも)

このプラグインを見つけた経緯を書きます。gimpはjpgをエクスポートできますが、エクスポートのデフォルトのファイル形式はpngになっています。私はデジカメ写真をweb用に縮小する用途でgimpを使うことが多いのですが、エクスポートするたびに拡張子をpngからjpgに変えるのがずっと不満でした。

このデフォルト形式をjpgに変えるのは、どうやら難しいようです。開発では過去に何度もこの手の話題があったようですが、デフォルト形式を変更するような手段は実装されなかったようです(forumなどの議論を斜め読みしただけなので不正確かも知れません)。そこで見つかったのが、このプラグインです。このプラグインであれば、jpgやpngをボタンで選ぶことが出来てストレスを感じません。小さいことかも知れませんが、このプラグインを見つける前に毎度やっていた作業が無いというのは結構大きいのですよ。

Linuxではintltoolとlibgimp2.0-devとコンパイルが必要

なお、Linuxではこのプラグインをインストールする際にintltoolとlibgimp2.0-devが必要です。./configure; make; sudo make installでインストールされます。インストール先は、私の環境では/usr/lib/gimp/2.0/plug-insで、ファイル名はwebexportでした。