NEC 筑波研究所と基礎研究所の歴史を振り返ってみた
風のうわさでNEC筑波研究所を閉じると聞いていましたが、ようやくニュースでも報じられました。2020年3月末に閉鎖とあります。 Twitterではさほど言及されていないようで、そんなものでしょう。 【茨城新聞】NEC 筑…
風のうわさでNEC筑波研究所を閉じると聞いていましたが、ようやくニュースでも報じられました。2020年3月末に閉鎖とあります。 Twitterではさほど言及されていないようで、そんなものでしょう。 【茨城新聞】NEC 筑…
リチウムイオン電池系の学術論文の国別出版数を調べてみました。 ただし Journal of Electrochemical Society 2017年分だけです。 2017年の論文数は312件。 日本は19件で国別5位。…
「日本企業では博士号取得者を使えてない」という記事がありました。これについて思うことを書いておきます。 このようなテーマの分析がなされる背景には、企業側と博士号取得者(大学・制度を含む)側の両方に問題があると思っています…
はてな匿名ダイアリーのソニー株式会社を退職しましたというエントリーが話題のようですね。 ソフトウェア・エンジニアだけではなくて、エンジニアとかスペシャリストそのものが軽視されているのが日本の(ソフトウェアを含めた)製造業…
はじめに 私は企業で主に研究活動に従事していますが、開発の経験もあります。 そういった経験から開発と研究について簡単に整理してみようと思ったのが、この小文を書こうと思ったきっかけです。 企業では、よく「研究・開発部門」と…
はじめに 最近、会社で論文の共著になる機会がありました(私の部下ではない人でした)。その時の著者による共著者へ対応について考えたことをまとめてみます。 最終原稿は共著者に見せましょう 少なくとも、指導的な立場の人には最終…
企業内での研究活動は、外からはあまり見えない場合が多々あります。その一端を垣間見ることが出来るのが、学会活動と知財活動です。一言で言って、それらはその会社スタンス次第です。ここでは、まず学会活動に関して、私の経験からいく…
半導体業界を例にとって、企業での研究のあり方について考えてみたいと思います。反省とも言います。 2016年現在、日本の半導体業界は日本メーカーは死に体という状況です。ロジックはルネサスだけですが、厳しい経営状況です。メモ…
はじめに ここで言う専門とは、大学や大学院で専攻したという意味で用いています。 過去に会社で「自分は大学で〇〇をやっていたので〇〇屋です。他は出来ません」という人がいました。 そこまで明確に言い切ることはしなくとも、悩む…
学術論文の略称一覧は次のリンクが参考になります。(だいたい)決まった略称がありますから、確認してから略称を使うのが安心です。 Science and Engineering Journal Abbreviations