「新左翼運動」についてよくわかるネット記事

もうだいぶ前になるが、高名なジャーナリスト田原総一朗氏が「中核派」の(当時)84歳最高幹部と対談した記事があった。

中核派というのは「革命的共産主義者同盟全国委員会」といういわゆる新左翼の一派の略称。なんで「中核」なのか自分は知らない。

「新左翼」というのはとても雑な説明をすると、「日本共産党?日和ってんじゃねーよ」的な超硬派な「左翼思想」の皆様の集団を指す。 暴力革命を放棄していない日本共産党すら「甘ちゃん」扱いされるくらいなので、「お前らなんか左翼の風上にも置けないから、コ◯す」という超ハードボイルドなマインドの持ち主とお見受けする。

そんな「新左翼」の方々が何を考えていたのか大変勉強になるので一読をおすすめする。

今の資本主義を倒して、社会主義体制を樹立する。このプロレタリア革命、暴力革命を推進するしかないんですよ。

御齢84歳で、この御言葉。

21世紀になって20年以上経過しても、19世紀の思想から揺るがない。19歳の時の思想と言い換えても良いかも知れない。 地下にもぐっていたせいで時間の流れが遅れた可能性もあるな。

そういえばソビエト連邦みたいな国があった気がする。あれの跡地は、地球上でも最も迷惑な国の一つになってしまったと思うんだが。 左翼の国も人も、他所の国や人に迷惑だけはかけないで欲しいものだ。 それに東ヨーロッパにあれだけあった社会主義国はどこにいったのだっけ。 80年以上も生きてきたなら、歴史を直視する勇気をそろそろ持っていいんじゃないかな。

新聞の「声」欄を読んでいると、10人のうち5人くらいは必ず政府や内閣に対する鋭い批判を書いていますでしょう。70代、80代に限っては、十中八九がかなり強固な反政府じゃないですか。

自民党内閣がやることに対して反対する人たちが100万人単位どころか、1000万単位で存在する。我々はそういう人たちに囲まれて運動をやっているのです。60年安保も70年安保も問題にならないような、圧倒的で大規模な大衆運動を大爆発させたい。それができれば、革命はそんなに遠くないと思っています。

こんな80歳を越えた御仁がここまで発破をかけているのですから団塊の世代のみなさんは気合を入れて運動しないといけません。 革命を起こしても年金はもらい続けるんでしょうね。 誰がその年金の原資を払っているかは気にしたほうが良いと思うけどね。

あと、日本共産党のように幹部は贅沢三昧なのに末端は金集めに奔走するような事態にならないように、偉そうなことを言っている人を前線に引っぱり出すことも忘れずに。

ラジオ体操をやっています。ラジオ体操はすごく効きますよ。田原さんもやってください。

暴力革命の後でもラジオ体操は残るのか、甚だ心配だが、おそらくこの方はそんなことは考えてないのだろうな。

いやー、『革命』って(以下自粛)。