久保田競・田中宏暁 / 仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング

昨年末に膝を痛めてしまい、半年ほどランニングしないまま過ごしてきました。

年末から1月2週目までは寝ている間も痛むほどで、年始から健康問題を抱えてしまい落ち込みます。 特に正月は医者も開いておらず、市販の薬で耐えていました。いや耐えきれないほど痛みました。

医者が言うにはどうやら鵞足炎らしいということで、ひたすら安静にするしかない。 そんなに激しい運動をした覚えはないのに。

そろそろ走りたいけど、故障も怖いというジレンマでグズグズしていましたが、少し前から「スロージョギング」なる概念があることを知って試してみました。 この本に限らず解説はだいたい同様でポイントはだいたい三つくらいのよう。

  • 相当ゆっくりなペースで「走る」
  • 運動量は時間でコントロールする
  • 着地は爪先から

学校の部活でやろうものなら「ふざけるな」と言われそうなくらい遅く運動します。少し情けないくらい。 ほとんど地面を蹴らない走りを心掛けるので、走るように見えるかもしれませんがなかなか前に進みません。

ただ、運動としては馬鹿にできず太股が筋肉痛になるくらいの運動量はあります。 15分でもかなり良い運動になる実感。 なにより久し振りの運動のせいか頭がスッキリする!これが一番嬉しいところです。

そもそも膝を痛める原因はそもそも踵から着地するせいです。 ところが普通のランニングで爪先から着地するのは結構難しい。

一方、スロージョギングの場合はつま先から着地するので、膝が痛くなりません。 膝を故障してトレーニングを休む羽目になったことがある人は、この喜びが分かるのではないでしょうかね。

この走り方であれば毎日継続できます。 「膝を痛めるのは身体が固いせいだ」「体重が絞れていないせいだ」などと自分を責めるたりせずにダイエット・ストレス解消できる。

ということで走る姿は少々情けないですが、日々の健康管理としてはかなり良いエクササイズと思います。