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ケース加工
ケースは前回よりも一回り大きいHAMMOND 1590N1にしました。サイズは 66×121×39mmです。
塗装済みのケースはGarretaudioさんくらいしか見つからなかったです。以前はAmazonでも売っていたような気がします。
いつものようにinkscapeで作図して穴あけです。
A4に印刷し、切り出してケースに貼り付けます。貼付はマスキングテープを使っています。 ポンチで穴のセンターに印をつけて、ドリルで穴あけをします。ポット(可変抵抗)の穴あけは、空回り防止用突起の穴も開けています。こちらの方がポットの固定が楽だと思っています。これはお好みです。空回り防止用突起を取ってしまう例が多いですが、その場合は花ワッシャなどを使うなどすべり止めが必要です。
フットスイッチやジャック穴など大きい穴はテーパリーマで広げます。
テーパリーマは穴径に合わせて2種類くらいあると便利です。 ぼくは12mmまでと32mmまでの二つを用意し、12mmまでの小さい方を常用しています。 最大32mmのリーマーは結構大きいので少し使いづらいと感じます。
ハンダ付けと配線
パーツは種類ごとに見て分かるようにしておくと効率が良いです。 ぼくはA4の紙に値と番号を書いて、マスキングテープで固定しています。これはおすすめです。
プリント基板にも可変抵抗器への配線が分かるようにメモを書いておきます。
配線はすべて20Wのはんだこてを使っています。
配線は下の写真のような様子です。ケースが大きめなので余裕があります。
基盤とポット(可変抵抗)の間は、100均で購入したプラ板で絶縁をしています。プラ板は両面テープでポットに固定しています。
今回の失敗
今回二つ失敗したことがあります。一つ目はフットスイッチをはんだこての熱で壊してしまったことです。
ハンダ付けの最中にフットスイッチの端子がぐらぐらしてしまい、オンオフが不安定になってしまいました。20Wだと思って甘く考えていたようです。
フットスイッチを交換して直りました。ハンダ付けは手早くやるのが肝心ですね。
もう一つの失敗はLEDの点灯が暗いことです。
最初は直列に接続する抵抗の値を間違えたのかと考えましたが、テスターで確認すると4.7kΩで正しかったです。LEDそのものが暗いのか、別に問題があるのか、現状分かっていません。点灯しないわけではないので、いまのところは放ってあります。
完成
完成した写真です。文字が入っていませんね…。文字入れは後で考えます。
色はカラフルな方が楽しいですね。以前はシルバーでしたが、こちらのパープル系の方が気に入っています。
音は…
基本的に前回作成と変わっていないようです。 当たり前といえばそうですね。ケース以外は変えていないつもりですからね。
まあ、作り直しても音の傾向は変わらないということで、当初の目的は達成です。結論としては、ぼくの使いこなしが今ひとつということです。 ということで、Zen Driveだけでなく、アンプのセッティングなども再検討しました。
ぼくはGT-100のSend-Returnに入れて使っています。GT-100でのプリアンプはTwinにしています。TS系は中音が増える感じがするので、Zen Drive もToneは開けてVoiceで音の傾向を調整です。
以前よりも聴感上の歪みが増えているような気がして、Driveは抑え気味にして、だいぶ好みの音になってきました。 抜け感というか、もう少し艶っぽい音が欲しいのですが、以前に比べると段違いに良くなった。
ロベンフォードの音が出るわけではないですが、かなり満足できています。
ちなみにロベン・フォードの設定は下のムックで参考になります。