モニタースピーカーを買いました。
今までヘッドフォンだけでDTMをやっていましたが、マスタリング後に別のスピーカーで聞くと全く違って聞こえてしまう経験を多くしました。やはりモニタースピーカーが必要だと思って探しました。
モニタースピーカーなので音質も良さそうなものというと、結構よい値段がします。
今回はEDIROL Digital Stereo Micro Monitor MA-15DBKを選んでみました。色は側面がナチュラルなものを選びました。中古なので若干お安めです。左右のユニットがかなり重くて作りがしっかりしている印象です。
音質については「ドンシャリ系」というレビューが多いようですし、確かにそんな感じはします。低音がよく出る感じです。定位もシャープなので、DTM向けですね。 (レビューでは観賞用のスピーカーとして使用している人も書いているので注意が必要です。)
入力が2系統あるのが地味に便利です。ぼくの場合WindowsマシンとLinuxマシンの両方があって、これらを一つのスピーカーシステムで済ませることが出来ています。
あと操作系が全面にあるのも楽です。YAMAHAのスピーカーのレビューでも、Powerボタンが背面にある不満が挙げられていたりします。この辺りはコストの兼ね合いなのでしょうか。
普段はFostexのユニットのスピーカーをオーディオ用に使っていますが、モニタースピーカーは別物だと考えた方が良さそうです。オーディオの場合はどちらかというと、全体としてのまとまりが重視されているように思えます。言い換えると楽器的な個性を持ちますね。
一方のモニタースピーカーの場合は、ソースの音を忠実に再生することが望ましいですね。モニタースピーカーでマスタリングした後で、個々のスピーカーの再生に対して必要に応じて調整するようなイメージです。
普段オーディオで使っているFostexのアクティブ・スピーカーにも惹かれてましたが、今回はこれを選んで良かったと思っています。YAMAHAのスピーカーも良さそうなので、次の機会は検討しようかな。