サラ・ヴォーン / 枯葉 (Crazy and Mixed Up)

ジョー・パスが6曲にわたって参加しています(たぶん)。

残念ながらジョー・パスがソロっぽいソロを弾いているのは”I Don’t Know What Time It Was”と”Autumn Leaves”の2曲だけ。ほかはバッキングです。けっこう絡むバッキングがあるので、それを目当てに聴くのも楽しい。

この”Autumn Leaves”を最初聴いた時の感想は「スゲー」です。

まずサラ・ヴォーンが1曲通してスキャットだけで押しまくります。ほぼ楽器。このスキャットもギターでコピーすると面白そう。

ジョー・パスのギターもノリノリです。枯葉のギター・ソロのなかではコピーしたくなるソロです。 でも、結構速いので音をとるのは苦労はしそう。途中で裏返っているように聴こえますが…。

ジョー・パスは歌もののバッキングをよく演ってます。 サラ・ヴォーンよりはエラ・フィッツジェラルドとの共演の方がポピュラーかも知れません。 ボーカルとギターだけというド渋なアルバムもあります。