「波よ聞いてくれ」は架空の北海道のFM局のパーソナリティが主人公の漫画。
フリーステーション1.2.0でも書いたが、自分は小学生のころからラジオ派だ(最近は朝しか聞いてないが…)。 なので、ラジオ局が舞台というのはとても興味深い。
自分はもともとアニメから入ったのだが(2020年4月~6月に放送)、原作も面白いのでおすすめ。
常識破りな主人公の語りや独り言の突き抜け感、的確すぎるつっこみ、予想できない展開が魅力。 周囲を固める登場人物もひと癖ふた癖あって、とてもよく考えられている。
月刊誌に連載中ということで、単行本の発刊ペースが若干遅めだが、今回も無事に9巻がでた。 そして良いところで終わっている!次が待ち遠しい!
話は逸れるが、J-Waveが開局したころはFM局は「喋りよりは曲を流す」的な雰囲気が(一部のFM局には)あった。 AMは喋り中心、というのは今も変わらないかも知れない。 それが今ではFM局でもたいてい喋り中心で、時代の流れを感じる。 曲だけ聞きたければ、ストリーミング局かYouTubeを使うのが今の時代のスタイルということか。
J-WaveではCMもシャレオツ(死語)なものだった記憶はあるが、ここFM AICHIやZIP-FMのCMは地元製造業系のイケてない宣伝が多くて閉口する。 とくにト◯タ系の会社の宣伝は各社昔のAMラジオのノリでとてもイヤ。