「さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~」はとても興味深いドキュメンタリーでした。
その奥行のある面白さを解説している動画がありました。 突出した芸術・アートを生み出す人はこうなんでしょうと改めて感じました。
一方で、普段の庵野秀明がどんな人なのかは奥さんのマンガを読むのがおすすめ。 奥さんなりの愛情のこもった視点でコミカルに描かれていて、良い意味でショックでした。これを読むとイメージはだいぶ違うと思いますね。
後ろに庵野秀明自身の解説もあって、これがまた良いのです。
とてもロジカルで冷静な思考の持ち主で、文章も読み易くでこれも驚きでした。 オタクなので評論や語りができるのかも知れませんが、おいそれと書ける内容ではないと思いました。
(宮崎駿はもっとウェットで情緒的な物言いをすると思っていて、似たイメージをぼくが勝手に持っていただけかも知れませんが。)
マンガの中で出てくる用語の解説もあって、これも楽しい。 ぼくも全部はカバーしきれていなかったので、こういうのは助かりますね。 オタクの世界は深くて広い。