Linuxでサスペンドしたのに、勝手に復帰してしまう時は
cat /proc/acpi/wakeup | grep enableで調べてみると良いです。 ぼくの場合は
# cat /proc/acpi/wakeup | grep enabled PXSX S4 *enabled pci:0000:04:00.0 XHC S4 *enabled pci:0000:00:14.0
となりました。
勝手に復帰させないための、とりあえずの対処
勝手に復帰させないためには、上記の結果をすべてdisbleにしておきます:
echo 'disabled' > /sys/bus/pci/devices/0000\:04\:00.0/power/wakeup echo 'disabled' > /sys/bus/pci/devices/0000\:00\:14.0/power/wakeup
しかし、これは再起動するとまたenableに戻ってしまいます。
パーマネントに勝手な復帰を抑制するには
幸い(笑)、ぼくのPCはsystemdを使っていないので、rc.localに以下を書き込みます:
echo PXSX > /proc/acpi/wakeup echo XHC > /proc/acpi/wakeupただ、こうしても
# cat /proc/acpi/wakeup | grep enabled PXSX S4 *enabled pci:0000:04:00.0
が残ってしまいます。
それでも、勝手にサスペンドから復帰するのは抑制されています。
ACPI wakeup 4-letters code meaning?によれば4文字の短縮した表記の意味は以下のようです:
PS2K: PS/2 keyboard PS2M: PS/2 mouse PWRB: Power button LID: Laptop lid RP0x or EXPx: PCIE slot #x (aka PCI Express Root Port #x) EHCx or USBx: USB 2.0 (EHCI) chip XHC: USB 3.0 (XHCI) chip PEGx: PCI Express for Graphics slot #x
残念ながら、PXSXはよく分かりません。
参考にしたページ
- http://www.thomasmonaco.com/prevent-usb-devices-waking-ubuntu-sleep/
- https://askubuntu.com/questions/144932/why-does-my-laptop-resume-immediately-after-suspend
systemd を使っている場合は Arch Linuxの 電源管理のページが参考になりそうです。
参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
私は、USBキーボード、USB無線マウスを使っています。
私は、crontabで、パーマネントにしました。
ユーザーの cron ではなくて system のcronですね。そういうやり方もありますね。
コメントありがとうございました。