日本での新型コロナワクチン接種に関して、インフルエンサーが「案件」として係わっていることが知られている。
ここでは、実際に契約していたインフルエンサーと、プロパガンダ手法としてどうだったかをChatGPTにきいてみた。
今後も、政府(内閣、省庁、司法)がインフルエンサーを利用することが増えてくると予想される。 そうした動きへの予習として見てくれると自分も嬉しく思う。
プロパガンダとその手法についてはこちらを読んで欲しい: プロパガンダとは何か
目次
新型コロナワクチン・キャンペーン案件のインフルエンサー
『日本での新型コロナワクチン接種に関して、インフルエンサーがキャンペーンしていた事実があります。キャンペーンしていたと言われる人を教えて下さい。』
日本政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種推進を目的として、複数のインフルエンサーやYouTuberを起用し、広報活動を行いました。2024年4月の参議院財政金融委員会では、内閣府がYouTuberを起用した動画9本の制作に約3,200万円を支出したことが明らかにされています 。(デイリー)
報道によれば、政府の広報活動に関与したとされるインフルエンサーやYouTuberは以下の通りです :(michoge.com)
- はじめしゃちょー
- はるあん
- YOSHIKI
- きゃりーぱみゅぱみゅ
- 稲荷兄弟
- ゆきりぬ
- さがらごうち
- ゴウキブック
- 北の打ち師達(2本)
- FUMIYA to KANAMI
- ボンボンTV
- ねお(本と雑誌のニュースサイト/リテラ, michoge.com)
これらのインフルエンサーは、ワクチンの安全性や接種の重要性についての情報を発信し、若年層を中心に啓発活動を行いました。例えば、はじめしゃちょーは河野太郎元ワクチン担当大臣との対談動画を公開し、ワクチン接種の重要性を訴えました 。(デイリー)
また、はるあんは小児科医の池田早希氏との対談を通じて、ワクチンに関する正確な情報を提供する動画を制作しました 。(UUUM株式会社(ウーム株式会社))
一方で、都市伝説系YouTuberのコヤッキー氏は、広告代理店からワクチン推奨動画の制作依頼を受けたが、報酬を受け取らずに断ったと述べています 。(epochtimes.jp)
このように、政府はインフルエンサーを活用してワクチン接種の啓発活動を行いましたが、その手法や報酬の有無については議論が続いています。
あまりに不自然なキャンペーン
『新型コロナワクチンは特に認可が変則的で通常よりも手続きを大幅に省略し、また安全性についても根強い疑問があったにもかかわらず、このようなキャンペーンを実施したのは異様だと思います。このような不自然なキャンペーンの背景を教えて下さい。 』
ご指摘の通り、新型コロナウイルスワクチンに関する政府の広報キャンペーンは、従来の薬事承認プロセスと比較して異例の状況下で行われました。その背景には複数の要因が絡んでいます。以下にその主な背景を整理してみます。
1. 緊急事態としての対応
- 新型コロナウイルスは2020年以降、世界中でパンデミックとなり、各国政府が「一刻も早い感染抑止」を最優先にしたため、**通常の承認手続きを短縮する「特例承認制度」**が日本でも適用されました。
- 日本では、ファイザー社製ワクチンが2021年2月に特例承認され、これは国内初のmRNAワクチンでもありました。
2. 政府の「集団免疫」政策と目標達成プレッシャー
- 厚生労働省や首相官邸は、一定の接種率(例:60~80%)に到達すれば集団免疫が形成されるという仮説を信じ、接種推進を「国家的ミッション」として位置づけました。
- これにより、接種率を上げるために 若者層や情報弱者にも届くメッセージ発信が求められ、インフルエンサーや芸能人の起用が企画されました。
3. 「ワクチンへの不信感」への対抗措置
- 特に日本では、過去にHPVワクチンやインフルエンザワクチンでの副反応報道によりワクチン不信が根強く存在していました。
- コロナワクチンもmRNAという新しい技術であること、治験期間の短さ、副反応(心筋炎や血栓症など)の報告があったことで疑念が広がり、それを打ち消す目的で「安心・安全」を打ち出したキャンペーンが展開されました。
4. メディア・広告業界との利害一致
- 広告代理店(特に電通など)が政府と連携してインフルエンサーとの契約・配信を受託。
- 政府は広報予算を大量投入し、それが民間企業やメディアの収益機会となったため、「メッセージの一方向化」が進んだという批判もあります。
5. 副反応やリスクの言及を避ける広報戦略
- 広告には**「ポジティブな内容だけを伝える」**ことが求められ、インフルエンサー側も報酬が絡むため慎重に内容を調整。
- 一部では「健康被害に関する中立的な情報提供が欠けていた」との批判も強まりました。
6. SNS時代の「感情操作型」マーケティング
- インフルエンサーの活用は、視聴者との「感情的な信頼」に基づく説得を狙ったものです。
- これは、科学的根拠よりも「身近な人が打っている安心感」を醸成し、判断を誘導する典型的な戦略ともいえます。
疑問と批判の声も多く
- ワクチン後遺症に苦しむ人々が情報公開や補償を求めて訴えるケースも増え、政府の対応に対する透明性への懸念が強まりました。
- また、インフルエンサーが一方的に政府メッセージを代弁するような構図が「言論の自由」「情報の公平性」に反するとの指摘もあります。
もし、キャンペーンの契約内容や厚労省のやりとりなど、さらに具体的な情報(たとえば契約文書や議事録)に興味があれば、そちらも調査可能です。必要でしたらお知らせください。
キャンペーンしたインフルエンサーの影響力
『新型コロナウイルスワクチンの接種推進のキャンペーンで起用されたインフルエンサーの影響力指標を教えて下さい。YouTubeであればチャンネル登録者数などで良いです。 』
新型コロナウイルスワクチンの接種推進キャンペーンに起用されたインフルエンサーの影響力指標について、以下に主なYouTuberのチャンネル登録者数や再生回数などをまとめました(2025年4月時点の情報に基づく)。
主な起用インフルエンサーの影響力指標
インフルエンサー名 主な活動内容 チャンネル登録者数(推定) 備考 はじめしゃちょー バラエティ・企画系YouTuber 約1,000万人以上 河野太郎元大臣との対談動画が300万回以上再生されました。 はるあん 料理系YouTuber 約85万人 小児科医との対談を通じてワクチン情報を発信しました。 YOSHIKI ミュージシャン(X JAPAN) 約100万人 音楽活動を中心に幅広い影響力を持つアーティストです。 きゃりーぱみゅぱみゅ 歌手・モデル 約100万人 若者を中心に高い知名度を誇ります。 稲荷兄弟 エンタメ系YouTuber 約30万人 独自のキャラクターで人気を集めています。 ゆきりぬ 理系女子YouTuber 約150万人 教育系コンテンツで支持を得ています。 さがらごうち 大学生系YouTuber 約10万人 学生生活をテーマにした動画を投稿しています。 ゴウキブック アニメ系YouTuber 約50万人 子ども向けアニメコンテンツを制作しています。 北の打ち師達 ヲタ芸系YouTuber 約100万人 パフォーマンス動画で注目を集めています。 FUMIYA to KANAMI カップル系YouTuber 約20万人 日常系コンテンツを中心に活動しています。 ボンボンTV キッズ向けYouTuber 約230万人 子ども向けのバラエティ動画を多数公開しています。 ねお ファッション・美容系YouTuber 約100万人 若年層の女性を中心に人気があります。 (ITmedia, UUUM(ウーム), プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES, YouTube) 報酬と契約に関する情報
政府は、YouTuberを起用したワクチン啓発動画9本の制作に約3,200万円を支出したことを認めています。(中日新聞Web)
一部のYouTuberは、ワクチン推奨動画の制作依頼を受けた際の報酬が数百万円にのぼると明かしています。(ユーチュラ)
これらのインフルエンサーは、若年層を中心に高い影響力を持ち、政府のワクチン接種推進キャンペーンにおいて重要な役割を果たしました。ただし、報酬や契約内容に関する透明性については、引き続き議論の余地があるとされています。
今でも視聴可能か
『これらのインフルエンサーが新型コロナウイルスワクチンの接種推進として発信した動画は今でも視聴可能でしょうか。削除あるいは視聴できない場合の理由も教えて下さい。』
新型コロナウイルスワクチン接種推進のために制作されたインフルエンサーの動画について、2025年4月現在の視聴可能状況は以下の通りです。
視聴可能な動画
1. はるあん
- 動画タイトル:【新型コロナワクチン】YouTuberはるあんさん×池田先生対談
- 内容:料理系YouTuberのはるあんさんが小児科医の池田早希先生と対談し、ワクチンの安全性や副反応について解説しています。
- 視聴リンク:(YouTube)(YouTube)
非公開または削除された動画
1. はじめしゃちょー
- 動画タイトル:「ちゃんと知ることから、はじめよう。」はじめしゃちょー 15秒版
- 内容:河野太郎大臣との対談を含むワクチン推奨動画。
- 現在の状況:2024年7月に非公開化されました。理由として、金銭授受に関する誤解や事実と異なる噂、誹謗中傷などが挙げられています。 (YouTube, スポニチ Sponichi Annex)
その他のインフルエンサー
1. きゃりーぱみゅぱみゅ
- 活動内容:自身のX(旧Twitter)アカウントでワクチン接種後の副反応について投稿しています。
- 投稿リンク:(X (formerly Twitter))
これらの動画や投稿は、当時の情報や状況に基づいて制作・発信されたものであり、現在の状況とは異なる場合があります。視聴や参考にする際は、最新の情報と照らし合わせてご判断ください。
プロパガンダとしての側面
『新型コロナウイルスワクチンの接種推進のキャンペーンはプロパンガ手法の観点で評価すると成功例と言えますか?』
非常に興味深い問いです。新型コロナウイルスワクチン接種推進キャンペーンをプロパガンダ(propaganda)手法の観点で評価する場合、「成功したか否か」は以下の複数の要素を総合的に見る必要があります。
1. プロパガンダの定義と評価基準
プロパガンダとは、「特定のイデオロギーや行動を促すために、意図的に情報を操作・選択・強調して大衆の認識を誘導する手法」です。成功例とされるには、以下が達成されている必要があります:
評価基準 内容 目的達成度 ワクチン接種率の上昇が実現したか 情報コントロール 反対意見・副反応情報をどれだけ抑え込んだか メディア戦略 SNS・テレビ・インフルエンサー活用の巧妙さ 感情の利用 恐怖・安心・同調圧力など心理的操作の巧みさ 長期的影響 世論や価値観の持続的変化 2. キャンペーンの特徴とプロパガンダ技法
使用されたプロパガンダ手法(例)
バンドワゴン効果(みんな打ってる) → 「周囲も接種している」感を醸成し、同調圧力を活用。
権威の利用 → 河野太郎氏、専門家(医師)、厚労省の名を前面に。
インフルエンサー戦術 → 若年層に影響力のあるYouTuberを通じて自然な誘導。
恐怖の喚起 → 感染のリスク、重症化リスクを強調。
検閲と非対称情報 → 反対意見や副反応の懸念に対しては「デマ」のラベル付けや拡散制限。
3. 成果と課題
成功と見なせる要素
- 日本のワクチン接種率は世界的に見ても高水準(2回目接種:約80%以上)。
- 若年層や親世代など、従来「接種が難しい」とされていた層にも一定の浸透。
- 情報統制や公式メッセージの一貫性は保たれた。
成功とは言い切れない要素
- ワクチンに関する副反応や健康被害に関する懸念が後に再燃し、政府・メディアへの不信が強まった。
- 情報が「プロパガンダ的」であると気づいた人々からの反発や分断も生んだ。
- 一部YouTuberが「やらせ」や「金銭目的」の印象を与え、逆効果となる場面も。
結論:成功か?
プロパガンダ手法としては「極めて高度かつ効果的」だったが、倫理的・社会的観点からの評価は賛否両論。
目的達成度:高い(接種率の向上) 信頼維持:中~低(長期的な副作用報道や情報統制に対する不信)
もしさらに掘り下げて、ナチス期や冷戦時代のプロパガンダと比較するような視点や、広告・マーケティング手法との接点を分析してみたい場合も、喜んでお手伝いします!
マーケティング手法の観点からの分析
『広告・マーケティング手法の観点から分析して下さい。』
広告・マーケティング手法の観点から、新型コロナウイルスワクチンの接種推進キャンペーンを分析すると、「戦略的かつ先進的」な取り組みが多数見られました。以下では、マーケティングの基本フレームを使いながら、どのような手法が使われ、何が功を奏し、何が課題だったのかを評価します。
1. マーケティング・ミックス(4P)からの分析
項目 解説 コロナワクチン接種キャンペーンへの適用 Product(製品) ワクチンそのもの 製薬メーカーによる違い(ファイザー/モデルナ)をあえてぼかし「ワクチン=命を守る手段」と抽象化 Price(価格) 費用面 無料(公費負担)。「今すぐ・タダで受けられる」の訴求が明確 Place(流通) 接種場所 市区町村ごとに接種会場を設置し、利便性を最大化。LINE予約導入も効果的 Promotion(販促) 情報発信・啓発活動 インフルエンサー起用、テレビCM、SNS、医療従事者の証言、政府公式チャンネル、河野大臣の発信など多角的 2. ターゲティングとセグメンテーション
- シニア層: テレビCM、かかりつけ医からの声かけ
- 若年層: YouTuber・TikTok・インスタ・ゲーム内広告(例:LINEスタンプ)
- 保護者層: 小児科医とママ系YouTuberの対談など
→ 非常に細やかなセグメントごとのコミュニケーション戦略がとられました。
3. コミュニケーション手法:IMC(統合マーケティング・コミュニケーション)
ワクチン接種は「行動変容(Behavior Change)」を狙った施策なので、IMCの構成要素が巧みに使われました:
要素 実施例 広告 テレビCM・交通広告・新聞 PR(広報) 厚労省・首相官邸による会見、SNS投稿 デジタルマーケ YouTube・Twitter・LINEなど多媒体展開 販売促進 接種者への自治体クーポンや企業協賛キャンペーン 人的販売 医師・薬剤師による個別説明、職域接種の実施 → 全チャネル一貫して「安心・安全・接種の必要性」を訴求しており、IMCの成功事例と見ることができます。
4. KPI(成果指標)の設定と達成状況
KPI 達成状況 接種率 目標を大幅に超えて達成(2回目接種:80%以上) 若年層の接種率 初期は低迷も、キャンペーン以降に改善 情報リーチ テレビ・YouTubeの再生数、SNSのエンゲージメント高 コンバージョン 実際の予約・接種数に直結 5. 課題とリスク(マーケティング倫理の視点)
問題点 説明 過剰な単一メッセージ ワクチンのメリットを強調しすぎ、副反応リスクや選択肢の提示が少なかった 透明性の欠如 インフルエンサーへの報酬や台本の存在が不明瞭で、信頼低下を招いた ステルスマーケティング疑惑 広告であることを明示せずに影響力を行使した場面も 総合評価:マーケティング的には「非常に洗練された施策」
- 戦略性:★★★★★(セグメント別にチャネル・メッセージを最適化)
- 実行力:★★★★★(全国規模・短期間で展開)
- 成果:★★★★☆(数値的には成功、だが信頼面に課題)
- 倫理性:★★☆☆☆(透明性・説明責任の不足)
興味があれば、広告クリエイティブ(ビジュアル面やコピーライティング)の分析や、民間企業のプロモーションとの比較も可能です。どうします?
おわりに
なぜ、このような綿密な施策で、分かりにくいキャンペーンを日本政府は張ったのか。
これでも、日本政府が国民を守るためにワクチンを推進したと考えるだろうか。 自分は今の日本政府をまったく信用できない。
これらのリストは実際に案件として契約したことが明らかになっているインフルエンサーだけだ。 プロパガンダにおいては、工作していることが明らかになっていない事案が普通だと考えておくほうが良い。 プロパガンダというのは、秘密裏の工作が重要だからだ。
堀江貴文のように、日本政府との資金的なつながりが明白で、露骨な反応をする人物は例外的だと思う。 本来ならば、もっと巧く立ち回るところだ。 そういう点でも堀江は間抜けで、利用する側からは都合が良い有名人だろう。