以下の記事はレジストリを操作します。もし、この記事の通りにレジストリを操作して、お使いのPCに不具合が生じても当方は一切の責任を持ちません。ご自分の責任でレジストリの操作を行なってください。
X-Windowでは、sloppy-focusというウィンドウ選択方法ができて、マウスをウィンドウに合わせると自動的に選択されるモードが選べます(これをX-mouseというようですが、この呼名はかつてのTweak-UIにありました)。MS-Windowsのデフォルトでは、ウィンドウのどこかをマウスでクリックしないと選択されません。
まずはX-mouse的なウィンドウ選択に変更します。それには、コントロールパネル→コンピューターの簡単操作→コンピューターの簡単操作センター→マウスを使いやすくします→「ウィンドウの管理を簡単にします」の「マウスポインターをウィンドウ上に合わせた時に選択します」にチェックします。
これだけでは、auto-raiseのタイミングが調整できませんので、レジストリを操作します。
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop → ActiveWndTrkTimeout を好みの値に変更します。10進数を選ぶ方が間違いがないでしょう。単位はms(ミリセカンド)。デフォ ルトは500 msです。私は長めが好みです。
(ネットを調べた感じでは、auto-raiseの時間を設定するGUIのアプリケーションは見つけることができませんでした。あまりX-mouseの需要は多くないのでしょうかね。)