Unix: ファイル permission 8進数表記のメモ

長らくLinuxを触っていますが、fileのパーミッションは今でも悩むときがあります。

たとえば ls -alt みたいなコマンドを打つと下のような表示がされます。

この左端のrwxの表示がパーミッションです。 この設定はchmodコマンドを使いますが、その指定の2通りがあったりします。

パーミッションのグループ

パーミッションは4つの項目で表示されています。それを視覚化したのが下です。

一番左がディレクトリか否か、それから右はそれぞれユーザー、グループ、一般ユーザーのパーミッションを意味します。

directoryusergroupother
drwxrxwrxw

パーミッションの数字表記

パーミーションはread, write, excecuteに項目でそれぞれ権限が付与されます。

readは読むこと、writeは書き込み、executeは実行が、それぞれ許可されているかを指定するというわけです。 これら三つを一緒くたに指定するのに8進数の数字で表記することがよくあります。

permissionrwx
bit2^22^12^0
num421

どういう考え方で数字をあてはめているかというと、rwxを2進数と見立てて上から付与されると4、2、1と読みます。 付与されなければ0です。

パーミッションの8進数表記例

よく使われる8進数の表記は以下のような場合です。それ以外はあまりないと思います。

rwxoctal num
4217
4206
4015
4004

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