Maxon SD-9クローン: ケース製作編

Maxon SD-9のクローンを作りました。

SD-9はSonic Distortionという名前のディストーション回路のエフェクターです。 有名なところではスコット・ヘンダーソン、マイケル・ランドゥ、あとクリストファー・クロスなんかも使ってます。

最近SD-9の紹介動画がありますね。

國田大輔さんは知りませんでしたが、上手い!(Prismの岡田治郎も参加したアルバムを出していますね。)

西尾さんも、かなり気に入っているみたい。

ぼくのイメージだと西尾さんが出している音に近いのですが、実際クローンを作った感じは國田さんの音に近かった。 ストラト(シングル・コイル)だけでなくて、ハンバッキングでも使える音だと思います。

Amazon・サウンドハウスのリンク

ぼくは作ってみましたが、買う人向けにリンクを置いておきます。

Amazonのリンクです。

サウンドハウスのリンクです。 MAXON ( マクソン ) / SD9

 MAXON ( マクソン ) / SD9

ケースの製作

穴開け

いつもInkscapeで穴開け位置を作図しています。

穴開けはポンチで位置を決めた後にハンドドリルを使います。

穴は3.2 mmで開けて、その後はリーマーで広げます。

レタリング

文字入れはタトゥー・シールを使います。

反転して印刷します。

Canonのプリンタの場合は用紙を「Tシャツ転写紙」を選ぶと反転してくれます。

ぼくはA4を1/4に切って使ってます。A4サイズは大きすぎなので。あと、他のエフェクターのレタリングとまとめて作ります。

転写は説明書通りに水を使います。台紙がはがれない時がありますが、慌てず濡らしながら待っていると台紙が動くようになります。

スポイトが便利です。

転写したら乾かします。その後クリアーのスプレーカラーを吹きます。

本来はタトゥー・シールの段差を滑らかに仕上げるところですが、ぼくは省略してます。 そのまま厚めにクリアーラッカーを吹いておしまい。

写真だと、タトゥー・シールの段差が目立ちますね。実際はそれほど目立ちません。角度によりますが…。