鈴木祐 / 最高の体調

2年くらい前に読んだつもりで、ふと読み返してみたら全然読んでなかった、という本。 この手の「健康本」にありがちな、割と煽る感じは一部にあるので、少し冷静に眺めながら読むのが良い。

50歳を過ぎれば、身体もあちこちガタが出はじめます。

このあいだの年末は仕事もテンパってしまい、年明けから体調がすっきりしない。 そんなこんなで今年は健康に留意しないといけないな、と思ってKindleを繰ってみたら目に入ったというわけです。

この本が実践的なのは各章に「実践ガイド」があって、各章のまとめと実践すべきことが端的にまとめてある点です。

特に、第4章「環境」、第5章「ストレス」は手近に実践できそうなアイテムが挙げてある。 たとえば第4章「環境」ではノイズキャンセリングヘッドフォンで自然の音を聴く、公園に行く、観葉植物を置く、アウトドアの時間を持つなど。 第5章「ストレス」では睡眠、昼寝、ウォーキングなどのガイドがあります。

睡眠では耳栓とアイマスクが薦められています。とりあえず耳栓やってみましたが、これが効果絶大。 HSP(Highly Sensitive Person) 関連の本を読んだでもあるように、ぼくは聴覚的にもかなり敏感なので、音がするとかなり緊張してしまう。耳栓をすると、その緊張感が柔らぐ気がします。

一方で、第6章「価値」、第7章「死」、第8章「遊び」はぼくにはちょっと小難しい感じがしました。 自分も若ければこういうものも実践したかも知れませんが、今は気が向いたら考えようかな、と。

たまにはこういう本で体調を良くするヒントを得るのは良いと思います。

ぼくの場合は、単に「長生きしたい」と考えているわけではなく、日々のパフォーマンスを良く生きたいと思っているにすぎません。 どちらかと言えば、やることもなくただ長生きしたいとは考えていませんし。

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