有名なギタープレーヤー逹の(エレキ)ギターの弦の太さ(ゲージ)

2017年8月20日

ギター弦の太さについて興味深い記事を見つけました。Jeff Perrinさんという方のブログです。 www.jeffperrinmusic.com/blog/string-gauges-of-50-legendary-guitar-players/

意訳すると「50人の超有名なギタープレーヤー逹のギター弦のゲージのリスト」ってところでしょうか。ロック系が中心ですね。割と信頼できるソース(Guitar World や Guitar Player magazine など)のアーティスト本人やテクニシャンのインタビューをまとめたものとあります。

String Gauges of 50 Legendary Guitar Players

Choosing which guitar strings to use is one of the biggest decisions a guitarist can make regarding how their instrument plays, both in terms of tone and feel. Some players prefer thicker, heavier gauge strings for greater projection and durability, while others rely on the pliability of thinner-gauge strings to allow for “fast action” (lower string height) to better accommodate speedy note runs and frequent use of string bending techniques.

ジミーペイジが008ゲージというのは知りませんでした。言われてみれば、1音半〜2音チョーキングなどが多い人ですから、むべなるかな。B. B. キングも008というのは意外でした。イングヴェイ・マルムスティーンが008でボトムが太いのは有名ですね。

最後のほうに興味深いまとめがあります。アーティストの皆さんの場合、ステージで弦が切れないようにするために太いゲージを選ぶことがほとんどのようです。「太い音」のためではないようですね。また、リストでは010のゲージが多数派ですが、それだけに注目しないで、ギターのスケール長(フェンダースケール・ギブソンスケール・ショートスケールなど)、チューニング(スタンダード・半音下げ)の情報も合わせて判断するのが大事、とあります。

私はミディアムスケールのストラトタイプに008ゲージを張っています。もともとは八幡謙介さんのブログ記事練習用のギターに、試しに008~36弦を張ってみよう!がきっかけです。少なくとも私には009ゲージとの音色の違いはさっぱり分かりません。

練習用のギターに、試しに008~36弦を張ってみよう!  – ギター教室 横浜 八幡謙介ギター教室講師のブログ

僕は少し前から、08~36の弦を使っています。 最初は試しにやってみようということで一本だけ張ってみたんですが、すぐやみつきになり、ストラト全部を08にしました。 結局、一本だけどうしても08では合わないのがあり、それだけ09にして、自分用とレッスン用のをずっと08にしています。 08にすると、当然ですが、弦が細く、柔らかくなるので、よりシビアなタッチが求められます。 …

ゲージを細くするメリットは多くあると感じています。指に力を入れなくなる(音程が安定する)、ビブラート・チョーキングがしやすい、ピッキングの力が抜けやすい、タッチに気を配るようになる、など。以前に比べて、ギターよりは音楽に集中できる感じはします。太いゲージはギター弦と格闘するイメージが若干ありました。

太い音の「神話」はスティーヴィー・レイ・ヴォーンの013ゲージの影響が大きいように思います。ただ、彼が音色のためにゲージを選んだのかどうかは分かりません。一方で、ジャズギターの方では「太い(暖かい)音」のために太いゲージにする話題があるようですが(ジョン・スコフィールドのインタビューで読みました)、スティーヴィー・レイ・ヴォーンの影響があるのでしょうかね。