よりよりプレゼンのためのアドバイス : Death By PowerPoint

(※2008-03-12 の記事ですが、2017-05-21に大幅に加筆しています。)

プレゼンをよくするアイディアをAlexei Kapterevがユーモアたっぷりにプレゼンしてくれている内容を紹介します。 プレゼンは”Death By PowerPoint: Practical Advice For Improving Presentations”です。

タイトルから誤解しやすいですが、パワポをディスる内容ではないです(笑)。プレゼン全般に対するもっと一般的な内容です。

そもそもパワポは道具にすぎず、プレゼンの良し悪しは使う側の問題ですよね。

以下はまとめてみたものです:

ダメなプレゼンに足りないもの

ダメなプレゼンに足りないものは次の4つ:

  • 意義
  • 構造
  • 簡潔さ
  • リハーサル

何のためにプレゼンするの?

  • 意義があるから!!
  • 意義が情熱を生む→情熱が注意を引く→注意が行動を導く
  • 意味を見つけられなければ、プレゼンするな!!

構造はきみのストーリーの部品の配置

  • 何が課題なの?
  • どうやって注意をひく?
  • ぼくはみんなにどうして欲しいのか?
Q:どんな構造を使うべきか

A: なんでも!!

ただし

  • 説得力があって
  • 覚えやすくて
  • プレゼン時間の長さにあわせて調整できる
なら!!

構造の選択
  • 問題→経路→解決策
  • 問題→解決策→その理由
  • 奇抜なもの(意味があるならね!!)

きみのポイントを補強する根拠を3-4個挙げる(それ以上は聴衆は覚えていられない!!)

構成の例

記憶に残るようなオープニング→論点3つ(それぞれの詳細も)→記憶に残るようなクロージング:

これなら5分, 15分, 45分のプレゼンに応用できる

簡潔さ

簡潔であることは簡単ではない!!

パワポが役に立つのは

  • アイディアの可視化
  • キーポイントの創造
  • 聴衆の印象に残す

でも、一般的な使われ方は

  • プレゼンにセリフを付けるもの
  • 配布資料
  • データの印字
簡潔なデザインのためのルール
  • 1枚のスライドに1つの事柄
  • 色は少なく
  • フォントも少なく
  • 写真を使う(クリップアートではなく)

テキストは少なく画像をより多く!!

スライドを送付したり、印刷するときは文書を作れ
  • スライドを2種類準備しろ
  • ノート付きで印刷しろ
  • テキストをできるだけ少なくして情報を与えろ(できるはず)

リハーサル

  • 1回目はぜったい上手くいかない。ぜったい!!
  • プレゼンのフィードバックをもらえ
  • 聴衆がいなければ、家具に向かってプレゼンしろ。でも声は出せ。やってみろ。
  • プレゼンする部屋と装置をチェックしろ

Death By PowerPoint: Practical Advice For Improving Presentations – The Content Wrangler

PowerPoint sucks. More accurately, most presentations suck, regardless of what software tool was used to create them. They suck because those who design them (often the same people who deliver them) are not skilled presentation developers nor great presenters. But Alexei Kapterev aims to help presenters worldwide improve their presentations by following his examples.

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